2020年いっぱいでFlashいよいよ完全終了！

アンインストールを忘れずに！
Flashはなんだかんだと長い付き合いで感慨深い、けど、もう5年以上はFlashの仕事はなかったから、名残惜しい気持ちはあんまりない。

次から次へと機能追加していったのはいいけど、副作用で緩慢な動作と数多くのセキュリティーホールを生み出してしまった。その結果、PDFみたいなスタンダードには結局なれなかった。Javaもそうだけど、一社で対応するにはインターネットの世界はあまりにも広大だったんだろう。

もともとFlashはMacromediaというAdobeのライバル会社のプロダクトだった。ある日、突然の大型買収でMacromediaはプロダクトごとAdobeに吸収されてしまった。当時はMacromedia派だったから、AbobeがMacromediaを買収したのはびっくり仰天驚天動地の出来事だった。今になって、旧Macromediaのプロダクトの成れの果てを見るに、結局Adobeは何がしたかったのだろう、とも思う。

以下、愛用していたMacromedia製品の成れの果て。
〇Freehand・・・だんぜんイラレよりベジェが扱いやすかった、もともとイラレの競合製品だったので即刻廃止。

〇Director/Shockwave・・・早くからWEB3Dに対応するなど先進的だったけどちょっと重かった。機能をFlashに集約していってどんどん日陰になって人知れず終了。これからはShockwaveの時代だ！と思って、清水の舞台から飛び降りる思いでDirector8（多分）をソフマップ日本橋で買ったのは、いい思い出・・・にはならないなあ、20万くらいしたし（笑）。でも自作アニメーションをネット上で公開して、結構好評だったときは本当に感動した。

〇Fireworks・・・WEBデザイナーみんな大好き、軽快で使いやすいプロタイプ作成/WEB画像作成ツール、未だに代替製品は存在しない。終了する理由はなかったように思ったけど、やっぱり終了、意味わからん。

〇Dreamweaver・・・発売当時、コードを書かなくてもアニメーションボタンが設置出来たり、（当時としては）強力なHTMLエディタを搭載していた。唯一残った旧Macromediaだけど、今は重いし使いづらいし何がしたいのかわからないツールと化してしまった。勉強や調査のために、あるサイトをDreamweaverで作成したけど、たぶんもう使わないかな・・・？

さて、すっかり世界はAdobeに制覇されちゃったけど、またあのドキドキはやってくるかな、来てほしいな。